久しぶりに映画『銀河鉄道の夜』を見た。
このアニメ映画は、自分が小学生低学年、ヘタをすれば幼稚園保育園の頃から見ていたのだが、今になって改めて見てみると、映像、音楽、共に半端では無い完成度を誇っている事に驚く。
というか、色々な事を分かってから見てみると、そもそもスタッフが凄い。
原作の宮沢賢治は言わずもがな、キャラクターを猫にするという原案が『アタゴオル』シリーズのますむらひろし、脚本が日本の不条理演劇の第一人者別役実、音楽が元はっぴいえんどやYMOの細野晴臣、そして監督が杉井ギサブローという超豪華な顔ぶれ。これで凄くならない筈がない。
映画全体に漂うのは、寂しさである。何処となく、デ・キリコを思わせる街並みに戦慄を覚える。鳥肌立ちっぱなしである。
この映画、全体的に色合いが暗い。子供の頃に見た時は、暗くて画面の中で何が起こっているのかも分からない部分もあったし、セリフの音量が小さくなったりして、何を言っているのかも分からない。だからこそ得も知れない不気味さがあったし、透明感があったのである。
そして、細野晴臣の音楽が恐い。なんだか何処かへ引きずり込まれそうな心持ちになってくる。
音楽だけでも、この映画を見る価値は十二分にあると言えるが、やはり映像と合わさると凄まじい。細野の音楽だけでなく、所々で入ってくる交響曲や讃美歌がまた哀愁を誘う。
ビデオは持っていたのだが、もうノイズだらけで見れない。
真剣にDVDの購入を検討している。
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何だかむしゃくしゃしたので、本を大量に購入してしまった。ほとんどがライトノベルである。
仮にもラノベ的文章を志す一人として、ライトノベルを全く読まないのは些かよろしくなかろうと考えての事なのだが、少し買いすぎた様な気がしなくもない。
概ね、一時期話題になった物や、何となく気になった物、知り合いが面白いと言っていたものをピックアップして買ってみた。チョイスが微妙とか言ってはいけない。ライトノベルに関しては知識がまるでないのである。
・世界平和は一家団欒のあとに/橋本和也
・這いよれ! ニャル子さん/逢空万太
・電波女と青春男/入間人間
・パパのいうことを聞きなさい!/松智洋
・狼と香辛料/支倉凍砂
・狂乱家族日記 壱さつめ/日日日
・吉永さん家のガーゴイル/田口仙年堂
・アリソン/時雨沢恵一
・ほうかご百物語/峰守ひろかず
・東方求聞史紀/ZUN
・セクシーボイス アンド ロボ(漫画)/黒田硫黄
・大盗禅師/司馬遼太郎
司馬遼太郎先生の違和感が半端ではない。
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友部正人を初めて聴いた時は、良く分からなかったのだけど、それからしばらく経ってからまた聴いたらぶっ飛んだ。元々たまが好きで、そのたまが好きな友部たなんじゃという具合だった。
この人はミュージシャンというよりは、吟遊詩人という方がしっくりくる。
友部正人の詩はすごい。言葉の使い方が一線を画している。
ただの意味の無い言葉の羅列の様だけど、おれの様な素人が適当に言葉を並べてみた所で、友部正人の詩情に敵う筈も無い。
計算されているというわけではないのだろうけど、適当と言うわけではない。
そして、その言葉に絶妙な音楽が絡んでくるのだからたまらない。
名曲、一本道はもちろんだけど、個人的には、朝は詩人の言葉の美しさはため息が出る。
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